新新新・学校保護者関係研究会 第10回半公開学習会「部活動と高校生の自治を考える」
半公開学習会(新新新・学校保護者関係研究会、代表:小野田正利(大阪大学大学院教授))に関心をお持ちのみなさんへ
師走に入って、何かと気ぜわしい日々が続いておられることかと思います。
今年は「教師の働き方改革」が一つの大きなニュースとなり、その中でも部活動指導問題が一つの焦点になっていました。ただ具体的な「改革」はこれからの問題で、課題があるという問題提起だけの打ち上げ花火に終わる危険性もあります(私の63年間の人生の中でも、それは2回ほどありましたから)。
新新新・学校保護者関係研究会(今年度からさらに4年間の科学研究費が交付されましたので、4度目ということで「新」の文字がさらに増えています。小野田は2020年3月をもって大阪大学を定年退職しますので、継続してきたこの研究会も、あと3年で区切りとさせていただきます)は、今年(2017年)8月6日に「部活動問題」で第9回の半公開学習会を開催し、約90名の参加で活発に問題提起と議論を交わしました。
今回は、その2回目の企画(第10回半公開学習会)を、大阪高等生活指導研究会(略称:大阪高生研)との共催で、1月7日におこなうことにしました。
部活動問題と保護者対応トラブルは密接につながっていることを、これまでも明らかにしてきましたが、今回は「生徒自治」を一つの視点として考えたいと思いました。神谷拓(宮城教育大学准教授)は体育学が専門ですが、部活問題に関する単著も複数出しておられます。その神谷先生からの問題提起にあわせて、小野田の方からは、部活動の実施にともなう「近隣住民からの苦情とトラブル」について話題提供をさせていただきます。
小野田は、上記の科研費都は別の科研費の交付を受けています。挑戦的萌芽研究「少子高齢化社会の学校・園が抱える近隣トラブルの問題構造分析と関係改善に関する研究」ですが、今回はこのテーマとも関連させて実施します。
開催は3連休の中日・1月7日(日)の午後です。場所は、これまで実施してきた大阪大学・人間科学部ではありません。大阪大学の中之島センター(淀屋橋駅から徒歩15分)でのすので、お間違えなく。詳細は、添付したPDFファイルをご覧下さい。短い情報は下記のとおりです。
共催:大阪高生研「シリーズ・部活動を考える2」&新新新・学校保護者関係研究会「第10回半公開学習会」
部活動と高校生の自治を考える
- 高校の部活って? そもそも教師の本務?~成長する、救われている生徒が確かにいるけど……
- でも、近隣住民からの苦情で、のびのびとはできない事態も~じゃあ生徒たちはどうする?
- 日時:2018(平成30)年1月7日(日)午後1時30分~5時
- 場所:大阪大学中之島センター(京阪電車中之島駅歩5分)
302会議室(※注意、大阪大学の吹田キャンパスではありません) - 会費:無料
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話題提供:
- 神谷拓さん(宮城教育大准教授)*体育科教育学
- 小野田正利さん(大阪大学大学院教授)*教育制度学
問い合わせ・申し込みは、電子メールで下記のアドレスまで
(先着50名)→taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp
主催責任者:佐藤 功(大阪高生研)小野田正利(新新新・学校保護者関係研究会)